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和名:杏茸
学名:Cantharellus cibarius
英語:chanterelle
特徴
杏茸はヒダナシタケ目アンズタケ科アンズタケ属の小型〜中型の菌根性の食用きのこです。アンズ(アプリコット)の香りを持つことからアンズタケと呼ばれたのです。この香りは乾燥させると強くなるため、乾燥したものが多く販売されています。
 
 利用
アンズタケは日本における知名度は一般に低いが、世界中で食用菌として非常に重宝されています。フランスではジロールと呼ばれるアンズタケの亜種が重要な食菌として扱われています。アンズタケはアンズのような香りとコショウのようなピリッとした味で、鶏卵、カレー、鶏肉、豚肉、仔牛肉などと良く合い、ピザのトッピングやシチュー、マリネ、フライ、クレープの具などに用いられることが多いです。他にもアンズタケシャーベットなどのデザートにされることも多々あります。
 効能
 食物繊維が豊富なアンズタケは便秘解消、大腸ガンの予防、老化防止に効果があります。ビタミンDも多く含まれ
ておりますので、カルシウムの吸収促進、骨形成の促進、筋肉の機能向上などの働きがあります。