学名: Volvariella volvacea
和名:フクロ茸
中文名:草菇
特徴
フクロタケ(ふくろ茸)は、全体が灰白色です。東南アジアなどでなどを材料として栽培します。中国原産でテングタケ科に属するキノコ。全長2~8cm、初期は袋状のつぼみのような形をしています。中に傘がかくれていて、生長すると、袋がやぶれ、傘が開いてきます。
利用
食用には、傘が開く前のつぼみ状態が好まれますが、どちらも味覚に差はありません。シイタケのように木の中で育つ種類ではなく、ワラや堆肥などで繁殖する腐生性のキノコで、本場中国では「草キノコ(草茹=ツァオグウ)」と呼ばれています。
効能:
フクロタケに抗腫瘍作用がある多糖成分とβ-D-グルカンが多く含まれています。伝染病に対する抵抗力の強化、傷の治癒力の向上、壊血病の予防、降圧作用などの薬用効果があるため、フクロタケは重要な薬用キノコです。