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和名:タモギタケ

英語:Baby oyster mushroom

特徴

タモギタケはヒラタケ科の黄色いキノコ、海道で採れる黄色いキノコ。北海道の森に自生しているが夏の季節にしか採れないことから「幻のキノコ」とも呼ばれていた。「だしの王様」と呼ばれるほど旨味を十分にもっていながら、市場に出回りにくく希少な存在であった。

効能と成分

たもぎ茸には免疫力をサポートする「βグルカン」や、皮膚の保湿効果やアトピー性皮膚炎の抑制効果などがある「セラミド」が多く含まれることも判明している。そこでバイオベンチャーのスリービーが1985年から人工栽培に乗り出し、北海道立林産試験場の協力も得て、成分を損なわずに菌の株を開発することに成功し、2005年に品種登録している。人工栽培では植え付けから20日程度で収穫することができ、量産も可能である。

 現在、スリービーでは全国の生産量のうち約65%を占めるまでになっている。北海道には「たもぎ茸鍋」を出す料理店もできている。スリービーでは、セラミドを含んだ化粧品やβグルカンを使った健康食品など、たもぎ茸の成分を使った商品も開発して通信販売などで売り上げを伸ばしている。

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