和名:ブナシメジ
学名:Hypsizigus marmoreus
英語:Brown shimeji
特徴
ブナシメジはキシメジ科シロタモギタケ属のキノコです。ブナシメジはホンシメジの同属であるが、二つとも木材腐朽菌であるため栽培が可能である。また、味も優れていることから、ブナシメジの栽培品は市場に出回り、ホンシメジの名で市販されることが多いです。
利用
ブナシメジの人工栽培品が食用キノコとして日本などで広く流通しています。歯切れがよく、風味にも味にも癖がないため、炒め物、汁物、和え物、揚げ物等どんな料理にもよく合います。また、野生のものは人工栽培品よりずっと大型でしっかりした肉質で、風味も高いです。
成分
ブナシメジにはアミノ酸のほかβ–グルカンが豊富に含まれています。β–グルカンは食物繊維の一種で、高い抗腫瘍活性が認められています。舞茸と比べて、ブナシメジのほうがグルタミン酸やアスパラギン酸のほかにもリジン、ナイアシンも多く含まれているとされています。ブナシメジはきのこ類の中ではカリウムを多く含んでいるだけではなく、他のきのこと同様に食物繊維が豊富な低カロリー食です。